「これは違う、私が思い描く恋愛なんかじゃない」そう思ったら、一歩、彼から離れて下さい。
離れて、彼の反応を見ながら、ご自分の思う恋愛観と、現状を見比べて見て。
彼と近過ぎて離れられないなら、実家に帰ったり。
そうもできないなら、親しい友人に泊めてもらったり。
恋愛が長くて、恋愛から進まないまま、だと。
今までを手放したくない思いだけで、その関係を、恋愛と思い込んでいませんか?
貴女が思っていた恋愛って、どういうものでしたか。
今の恋愛に、満足していますか。今は良くても、将来に不安がありませんか。
そうしている年月が、もう長過ぎませんか。
どちらかがお子さんを望んでいるのに、どちらかの消極でうやむやにしていませんか。
女性が、安全に妊娠・出産できる年代は、貴女が考えているよりずっと、短いものです。
結婚に至らずに過ごす年月が長すぎるのは、女性の貴女の為にはなりません。
妊娠・出産もそうだし、やり直すにも、年齢のリミットは厳然としてあります。
… 引く勇気が、貴女を救うこともあります。
貴女の恋愛は、すでに恋愛でなく、日常の生活になっていませんか。
そこから現状を変えるということ。
進めば良し。或いは、崩壊することもあるでしょう。
でも、放したくないだけで、貴女の人生を消耗して良いのでしょうか。
他に、違う人生、違う幸福がある、とは思いませんか。
その日常を、失う勇気はない、と。
ならば、そのままご自分を消耗して、良いのか、考える切っ掛けが欲しいです。
あと僅か、大きな可能性がある人生のときは。
愛染 明 拝
失恋すると、恋愛中親切だったひとも、敵対するようなことを言ったひとも、みんなノー・サイドになって、貴女にいろんな励ましや、アドバイスをくれるようになります。ワザと失恋には触れない配慮を感じることも。
… でも、その気遣いのほとんどは、ありがた迷惑。
失恋に苦しむほどの貴女には、役に立たないんじゃない?
的外れの最たるものが、「時間が癒やしてくれる」
私は、そう言うひとたちに、なんとなく、”ざまぁみろ”って感じます。
長いこと、そうして苦しんでろ。っと。
失恋って、放っておけない、痛みとつらさ。長引かせるべきではありません。
それを、”長いあいだ”「苦しんでいろ」っと。
”長い”って、どれくらい苦しんで、そうしたら、どうなるんでしょうか。
失恋した今、貴女が知りたいのは、この苦しみがいつまで続いて、なにが切っ掛けで吹っ切れるのか、だと思う。
それは、ひとそれぞれ、だの、一概には言えない、だの。なんの答えもない。
貴女が苦しんでいるのは、傍から見ると楽しいこと。
そうして、傍の思惑通りに、人生の貴重な時間を失ってしまったひとは多い。
貴女に別れの原因はありません。
貴女の恋愛は、まちがってはいませんでした。
失恋したからって、恋愛すべてが悪かったなんてことは、絶対ありません。
思い込まないで。
貴女が悪いのでなく、原因があるのでない。
教訓も得ずに次の恋に行けば、同じ結末…
なんて心配要りません。貴女の失恋は、そうとう珍しいことです。
滅多に出逢わないアンラッキーに、人生の早い時期に出逢った貴女は幸福です。
あとは良いことばっかりなのだから。
思い込まないでね。
愛染 明 拝
失恋すると、冷たい非難めいた視線や、冷笑が浴びせられるでしょうか。… なんとなく、そんな気がする、と。恋愛って、そんなに悪いことなんでしょうか。
恋愛って、道徳に、倫理に反すること?
そんなワケありませんね。
だったら、恋愛結婚は、してはいけないことの結末なのかな。
恋愛結婚して妊娠したら、非難される?
違うよね。そんなの聞いたことがない。
若い独身の女性の恋は、好奇の眼差しに晒されるんでしょうか。
案外、そうかも。なんで、でしょう。
嫉妬ですね。恋愛で幸せな貴女に浴びせられる、嫉妬。
その恋愛が失恋になれば、そりゃぁギャラリーは大喜びですね。
恋愛中の貴女に、親切ごかしのアドバイスを垂れたのに、受け入れられなかった。
なんてことがあったら、失恋すれば、そら見たことか、です。
でも、貴女の恋愛は、失恋に終わったとしても、恋愛も、失恋も、恥ずべきことでなく、かといって誇るべきものでない。少なくとも、道徳や倫理に反した行為ではないのです。
恋愛中のことは、貴女だって全部がうまくいったとは言えないし、今となっては恥ずかしいこともあった。彼と行き違いが始まっても、取り返しがつかなくて、その結末が失恋。
失敗するような恋愛で、そんな苦しむなんて。
… そう言われれば、なんとなく引け目があるでしょうし、反論する勇気も果てた。
でも「大きなお世話」って、笑い飛ばしても良いんですよ。
貴女に嫉妬しているひとって、案外おんなじような思いをしたことがあるひと。
貴女と違うのは、恋愛中も、貴女ほど充実していなかったのに、失恋したんじゃないかなぁ。
その恋愛が結婚になったら、今、貴女を非難している人たちだって、「おめでとう」と祝ってくれました。
同じ恋愛なのにね。嫉妬していたひとたちが、結果の悪かった貴女に、嫉妬をぶつけているんです。
恋愛が、悪いわけないです。
愛染 明 拝
失恋した今でも、彼が好き?別れても、彼のことを悪く言われると、言い返したくなる?
とても彼が好きだったんだね。それだけひとを好きになれるのも、貴女が純粋だからさ。
彼に裏切られたことを、今でも認めようとは思わないし、そもそも彼はそんな悪いひとじゃない。
だから別れた原因は、私になにか= 今は気付いていないけど =悪いところがあったから、彼は私から去った、と。
彼がそうせざるを得ないほどの”なにか”が私にあったのに、それさえ分からない私って、いったい…。
… 私に”なにか”あったから、彼は私に愛想を尽かして去ったんだ。
… 付き合ってみたら、私に思いの外魅力が無くて、それで彼が去った。
… あのとき私が拒まなくて、すなおに応じていれば、彼はこうはしなかった。
… もっと気前よく、彼が望むままに喜んで差し出せば、こうはならなかった。
そう考える貴女の根底には、彼への愛情や、信頼があるのでしょうか。
それとも、彼を否定すること、それは、彼を愛した「貴女自身」を否定することだから、でしょうか。
貴女は認めようとしないけど、奥底では、彼への信頼は、音を立てて崩れ去っているハズです。
そうでしょう?それを認めることこそ、彼を愛した自分の全否定だから、認められない。
今貴女の耳に入る彼への非難には、貴女への非難なんか入っていません。
貴女を思い、ようやく自分たちのもとに戻って来た貴女を歓迎し、貴女から去った彼への非難です。
もう、彼への非難を、貴女が遮る必要はありません。
彼を一心同体のときのように、非難から庇う必要も、消えました。
だって、貴女から、彼は消えたのだから。
この事実を受け止めることは、貴女の否定ではありません。
ようやく、貴女は迷いから離れ、真の幸せに歩を踏み出したのです。
貴女に関係がなくなった彼を、もう庇うことは、止めましょう。
愛染 明 拝
失恋って、自己責任なのかな?どこまでが自分の責任なんでしょうか?失恋に至る、すべての恋愛で?
彼を愛し、信じて、恋愛中は、大好きな親や家族にも反して行動したかもしれない。
例えば朝帰りをして、家族に心配を掛け、怒られても、彼を信じて反駁するだけだったかもしれない。
或いは、今はそうでも、やがて彼は変わって、親や家族も賛成して祝福してくれるようになる、ハズだったかもしれない。
親友や周囲の信頼するひとの忠告を無視した結果が、失恋だったのかもしれない。
… 貴女を慈しんでくれたひとたちを裏切ったり、信頼を損ねるようなことを、彼への信頼故にした結果が、今の失恋かもしれない。
そして今、ふたたびそのひとたちの輪に戻って、貴女がしたことへの、報いを貴女は受けているかも知れない。
彼を思うあまり、貴女が「直接行った」まちがいや過ちは、素直に詫びましょう。
そのときは、周囲にもご自分にも、二度としないつもりで、約束しましょう。
その原因が彼にあっても、そうした貴女に、責任があることだから。
でも、貴女も彼の被害者のひとりなんです。
彼のせいで、貴女は誤った行動に走った側面があります。
でも、その彼を信じた貴女も同罪?
もう現実には居ない彼の残した不始末を、貴女が責任を取るものじゃありません。
貴女はその彼との失恋で苦しんでいるんだし、それは彼の責任。
彼が後始末に来るべきこと。来ないのだから、そのままにせざるを得ません。
恋愛中の貴女と彼は、一心同体でした。
そのあいだのことは、貴女と彼で責任を持つことでした。
でもね、彼が居なくなった今、恋愛中のことでも、貴女ひとりでは責任を負えないことも、たくさんあります。それに貴女は、失恋でつらくて、ひとのことまで考えられない状態だし。
勝手かもしれない。
したい放題恋愛にのめり込んで、失恋したら責任を負えない、なんてね。
でも、それが恋愛だし、失恋というもの。
負い切れない責任は、負えません、と言うしか、ありませんね。
これからふたたび幸せ目指して歩み出す貴女が、負い切れない重荷を背負ってはいけないんです。
愛染 明 拝